代々木アニメーション学院『声優タレントコース』卒業生のスヤマタクジです。
今回はそんな口コミ・評判・感想よりよく分かる代アニのお話し。

僕が入学した当時の状況

代々木アニメーション学院について。

僕が代々木アニメーション学院『声優タレントコース』に入学したのは90年代の半ば頃ですね。

博多にある福岡の方に入学しました。

最近見てみたら当時とは学院がある場所が変わっていましたね。

また、現在は各種学校に該当しますが、当時は学校扱いではなかったので定期の学割が効かなかったのが痛かった。

実家から通えなかったので寮に入ったのですが、なぜか僕が入った寮は電車に乗らないいけない距離にあったので。
ここで書いていることは90年代半ば辺りの情報なので、当時と今では他にも変わっている部分もいくつかあると思います。

現在の情報は以下の公式サイトで確認してください。

代々木アニメーション学院『声優タレントコース 福岡校』の概要

  • 1年間の全日コース(週5)
  • 土日祝日は休みで夏休みや冬休みもあった
  • 1日の授業は午前のみ、または午後のみの2講座
  • 生徒は1クラス40人程度、全部で4クラス(午前2クラス・午後2クラス)
  • 学費は全部合わせて1年で100万円程度
  • 学生寮あり
  • 寮の費用は1年で30万円程度

僕が入学した当時の代々木アニメーション学院『声優タレントコース 福岡校』の概要はだいたいこんな感じだったと思います。
かなり前のことなので、記憶違いをしているところもあるかもしれませんが。

今は声優タレントコースだけでも色々とコースがあるみたいですが、この当時は全日コースだけだったと思います(東京校などは違ったのかもしれませんが)
また、今は全日コースは2年間となっていますが、当時は1年間でしたね。

ここが一番記憶が曖昧なのですが、1日の授業は1回1時間半程度の2講座だったような?
もしかしたら、1講座で途中に休憩が入っていただけかもしれませんが。

生徒は1クラス男女合わせて40人程度で(僕のクラスは少し男子の方が多かった)、それが午前2クラス・午後2クラスの合計4クラス160人程度いました。
学費は教材費や諸経費などを全部含めて100万円程度。

学生寮がいくつかありましたが、なぜか僕が入った電車で通わないといけない距離にありました(他は全部徒歩圏だったのに)
定期が1万円ほどかかったので、その分は寮の費用を安くして欲しかったですね。

しかし、他はワンルームに2人だったのが、僕が住んでいる寮は3LDKで3人だったため、その点は良かったですが。
ちなみに他にも費用は高くなりますが、食事付きの学生寮もあるみたいです。

具体的にどんな授業をするのか?

授業は発声・発音アクセント・筋トレなどの基本的な講座と、朗読・フリートーク・エチュード(即興劇)・台本をもらって行う演技面の講座が多かったですね。
それ以外に関してはたまにある程度でした。

あとは声優とはあまり関係なさそうダンスレッスン、他には舞台を見に行ったり(僕が観たのは劇団四季の美女と野獣)舞台発表会などもありました。
舞台発表会は文化祭と卒業公演のものが大きく、1ヶ月以上は時間を取ったと記憶があります。

卒業公演の舞台はオーディションを行い、全クラスをシャッフルするなんてことも行いましたね。
また、たまに有名声優が指導してくれることも(僕の時は三ツ矢雄二さんと島本須美さんのレッスンが)

ちなみにアテレコ授業は数えるほどしかありませんでしたね。
一番楽しみにしていたアニメのアテレコは『機動戦艦ナデシコ』と『赤ずきんチャチャ』の2回だけでしたし・・・。

基本、演技に関しては舞台役者が行うようなレッスンがほとんどです。
こういった演技ができないと、声による演技は到底無理とかで。

理屈は分かりますが、せっかく設備があるのにこういったレッスンがほとんど行われないのはざんねんでしたね~。
今は2年制ということもあり、カリキュラムを見る限り、もっとアニメアテレコの数は多そうですね。

ちなみに、1日の授業が半日ということもあり(僕は午前クラスでした)、ある程度クラスが仲良くなってから授業後は毎日のように自主練や集まりを行っていましたね。
舞台発表が近い日は土日祝日も集まったりして。

同じ目的を持っている、またはアニメ好きな人も多く、普通の集団よりも仲良くなりやすいのは間違いないでしょう。
最近も博多駅の近くで代アニ生っぽい集まりも見つけましたし。

こういったところは普通の学校とは違いますね。
ただ、普通の学校と違って義務教育とかではないので、モチベーションが下がった人や馴染めなかった人はすぐに辞めていきましたね。

最終的にはクラスの2~3割が辞めたと思います。
逆に残った人はほとんど無遅刻無欠席、またはそれに近いなど、やる気の方も普通の学校と比べると高いです。

卒業後の進路は?

代々木アニメーション学院の声優タレントコースを卒業したからといって、いきなり声優にはなれることはまずありません
ほとんどは養成所に行くことになります(福岡校だったので上京もしつつ東京の養成所に)

今は指導が入ってやめたみたいですが、当時はテレビCMで就職率99%などと宣伝していましたが、これは養成所に入ることも含めていたみたいで・・・。
もちろん、養成所に入るにもオーディションが行われます。

僕のクラスの過半数は日ナレ(日本ナレーション演技研究所)に行きましたが、ここは基礎科・本科・研修科の3クラスがあり、オーディションでどこに入るか決められます。

また、僕が受けた当時はオーディションを受けて合格したらそこに行かないといけない決まりがありました。
基本落ちることがまずない基礎科などがある養成所のオーディションに参加すると、そこ1社しか受けられない形になります。

どれぐらいの卒業生が声優になれたのか?

僕が卒業した世代の代々木アニメーション学院『声優タレントコース 福岡校』で現在も声優として活躍しているのは3人(見つけられなかっただけでまだいるかもしれませんが)

特に親しいわけでもないため、声優だけで生活できているのかは分かりませんが、今も活動しているのは間違いありません。
計算上は160人中3人が声優になれたわけですね(卒業生だけに絞るなら辞めた人も多いのでもっと少ないですが)

僕がいたクラスに1人と他のクラスで2人いました。
別のクラスの2人はよく分かりませんが、同じクラスだった1人は当時から頭一つ抜けていましたね。

実際、その人ともう一人だけが日ナレの研修科に合格しましたし。
ちなみにそのもう一人も同じクラスだったので、僕がいたクラスはなかなか優秀だったのかもしれません(ざんねんながらもう一人はすぐにモチベーションがなくなって辞めてしまいましたが)

代々木アニメーション学院『声優タレントコース』の悪い所

一番のデメリットは卒業してもいきなり事務所に所属できず、再び養成所に入り直す必要があることでしょう。
なので、実力に自信がある人ならいきなり養成所に入った方がいいですね。

学費も安くありませんし、声優になるためには結局上京しないといけませんから。
また、同じ代々木アニメーション学院でも当たり外れがあります。

特に講師の当たり外れは大きいので、僕のように一番近いから福岡校を選ぶのはどうかなと。
昔と違って今ではネット少しは情報が手に入りますからね。

代々木アニメーション学院に行くなら、一番近いところと東京校ぐらいは調べて比較したいところです。
東京校の方が良ければ、この段階で上京してもいいですしね。

代々木アニメーション学院『声優タレントコース』の良い所

全日制コースがあることですね。
養成所では全日コースがあるところは少ないので。

特に僕のように演技経験が全くない段階で声優を目指す人はまずはこういった学校の全日制でレッスンしたいところ。
圧倒的に経験が少ないわけですから、とにかく量をこなすことが先決です。

また、クラスの人とは毎日会うので仲良くなりやすく、仲良くなればその人間関係を楽しみながらレッスンにも励めます。
たまにそっちがメインになってしまう人もいるので注意が必要ですが(笑)

逆に現在できている平日夜間1日コースや土曜1日コースに行くなら養成所に行った方がいいかなと思います。

僕のその後の声優人生

ちなみに僕は上で紹介した日ナレ(日本ナレーション演技研究所)のオーディションに参加し、まさかの基礎科でした(衝撃)

1年間無遅刻・無欠席、さらに自主練もかなり行ったのですが・・・。
あきらかに僕よりも練習量少ない人が普通に本科に受かったりしていたので、自分の才能の無さを痛感した瞬間でした。

けっこう自信あったんですけどね~。
まあ、10代・20代のときはこんな根拠がない自信を持っている人も多いですが(笑)