米米CLUB(クラブ)の歌で『すべてはホントでウソかもね』というタイトルの曲がありますが、たしかにそうだなと思います。

なぜなら、1つに決まった本当や嘘なんてないからです。
ウソもホントも、自分が信じたいものを勝手にそう決めているだけだから。

自分の心が決めていると言った方が分かりやすいでしょうか。
そして、厄介なことにこの心は一人一人違います。

つまり、同じ事柄でも人が10人いれば、10の嘘や本当があるというわけです。
例え、同じホント派・ウソ派であっても中身は微妙に違います。

細部まで全く一緒なんてまずありえません。
これが10人も集まれば、さらに様々な形の嘘や本当が溢れます。

これが唯一無二のウソやホントがないという理由ですね。

こう言うと、たまに死は全ての人にとっての真実といったことを言う人がいますが、これも違いますね
なぜなら、死すらも人によって捉え方が違うからです。

例えば、人によっては輪廻転生を信じている人もいます。
他にも、肉体はあくまで入れ物で、一般的に言う死は肉体的な終わりを迎えるだけ(魂は生き続ける)といった考えを持っている人などもいます。

こういった死の概念がない人にとっては当然真実ではありません。
これはどちらが本当か嘘というわけではなく、どちらも自分が信じたいものを信じているだけです。

ちなみに、量子物理学の世界では理論的には死後の世界が存在するという意見も。
ここが科学的に完全に証明されたこの意見も一気に変わるでしょう。

それまでは正しいとされてきた天動説ですが、実は地動説の方が正しかったわけですから。
天動説と地動説のように、時代の流れと本当と嘘が入れ替わることも珍しくありません。

本当や嘘にこだわっても仕方ない

上で解説した通り、人は自分が信じたいものを信じているだけ。
なので、ホントやウソにこだわっても仕方ありません。

それぞれ信じたいものは違うわけですから、どんな事柄でも絶対はないのですから。
であれば、ここにこだわったところで永久に答えは出ません。

自分の直感を信じて判断し、間違っていると感じたらすぐに意見を修正すればいいだけです。
また、この部分に関しては誰が言ったかによっても判断が違ってきますね。

嫌いな人やよく知らない人が言ったことだと信じないけど、尊敬する人やその分野の権威が言ったら信じるといった具合に。
もちろん、嫌いな人が本当のことを言うこともありますし、尊敬する人が嘘を言うこともあります。

医者などが分かりやすい例ですね。
医者の言うことなら信用する人は多いですが、世の中には医者のミスは溢れかえっていますから。

専門家だって間違うことはあるのです。
何かの事柄を判断するときは、感情はなるべく排除し、その事柄のみに集中しましょう。

何度も言うように、人は信じたいものを信じる傾向にあるからです。
感情を入れてしまうと、事柄よりも発信者に左右されてしまいます。