東京を離れた都知事選には全く関心がなくなったスヤマタクジです。
今回はそんな東京都などの知事に関するお話し。

東京都の予算が一国並でも・・・。

東京都の予算は小国の国家予算並。
だから、東京都知事選は小国の大統領選並、東京都知事は小国の大統領並の存在といった意見も。

そんなバカな!
東京都知事に小国の大統領並の影響力なんてありません。

もちろん、東京都知事選も小国の大統領選並ではありませんね。
せいぜい地方の知事や知事選よりも大きいぐらいです。

東京都などの知事は権限がなく国の意向に逆らえない

たしかに東京都には一国並の予算はあります。
ただし、東京都知事にはそれを自由にできる権限はありません。

なので、東京都知事に小国の大統領並の影響なんてないわけです。
この辺りは日本とアメリカの知事の権限の違いを見れば分かりやすいですね。

アメリカの州は、自治権・警察権・徴税権(税金)・軍事権などを独自に持っています。
これらを動かす州知事の権限の強さは小さな国の大統領のようなもの。

逆に、東京都知事を含めて日本の知事にはこういった権限はありません。
アメリカでは税率や消費税すら州によって自由に変えられますが、日本では国が決めたものをそのまま採用するしかありません。

さらに、国から言われた公共事業は引き受けないといけない。
簡単に言えば、東京都を含めて現在の地方は国の下請けみたいなもの。

これでも東京都知事は小国の大統領並の影響力があると思いますか?

地方創生に本気で取り組むなら地方に権限と財源を与えんかい!

地方創生に本気で取り組むなら知事に権限と財源の自由を与えんかい!と。

現在の地方交付税(国が一括して集めて調整して地方に再分配するシステム)は本当にバカバカしいですからね。

地方ごとの特色を出して活力を上げろと言ったところで、財源を国に握られているわけですから。
分かりやすく言うと、国の機嫌を損なうようなことをすれば予算を減らされるわけです。

これで自由な政策を行うことなんて出来ません。
どうしても国の顔色を窺うことになりますから。

地方創生に本気で取り組むつもりなら、今すぐにでも地方交付税なんていうバカバカしいシステムはやめて欲しい。

そして、いきなりアメリカの州知事並の権限までとは言わないから、せめて徴税権か財源を与えて欲しい。

例えば、地方で入った消費税は全部そのまま財源として使えますよとなれば、どこも真剣に政策に取り組み出すでしょう。

がんばればがんばるほど入ってくる財源は増えるわけなのですから。
地方同士の競争も活性化されて、地方ごとの独自の文化や街並みなどもできる。

そうやって魅力的な街がどんどん増えてくれば、東京の一極集中もなくなる。
より魅力的な都市に人が集まって流動化も高まります。