元声優のタクです。
今回は声優の練習方法に関するお話し。
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声優になれるかどうかは練習方法が非常に重要
これは声優に限った話しではありませんが、どんなことでも成功するためには練習が必要。
とはいえ、何も考えずにがむしゃらに量をこなせばそれで良いというわけでもありません。
練習量だけでなく質も大事ということ。
つまり、練習方法が大事というわけです。
ここが間違っていたら、どんなに量を増やしたところでたいした成果は挙げられません。
かといって、量をこなさないと上達しないので、そこは勘違いしないようにしてくださいね。
頭で考えるばかりで何もしない人は僕の専門学校や養成所時代にも何人かもいました。
量をこなさないでうまくやる人もいますが、それは一部の天才のみですから。
さて、練習方法の質を上げるには自分がどういったところを伸ばしたいか明確にすること。
例えば、発声を大きくしたい、滑舌を良くしたいといった感じで。
その目標に合わせた練習方法をチョイスして練習する。
そして、練習した後は必ず成果を確認するようにしてください。
それで成果が出ない場合は練習方法が間違っているということです。
滑舌を良くする練習方法もいくつかありますし、練習方法によってはあなたに合う合わないといったこともあります。
そういったことを考えながら模索していくことで質を上げることができるのです。
ただし、あくまで練習をこなしながら考えるのが大事。
考えてばかりではいつまで経っても量が増えませんから。
プロの教材を使い倒す
練習方法の基本はプロの教材を使い倒すこと。
素人が自分で考えて練習するより、まずはこういったものを利用した方がダンゼン質は上がります。
専門学校や養成所に通っていれば、その時々で課題が出されます。
その課題に集中し、クラスの中で一番を目指すことが基本です。
発表の場で成果を挙げれば、評価も上がり、それを積み重ねることでプロ声優に近付いていくわけです。
あなたがまだ専門学校や養成所に入っていないのなら、市販で販売されている教科書やテキストを買ってそれで練習を行いましょう。
Amazonや楽天で声優関連のキーワードで検索すれば、そういった教材がいくつか出てきます。
その中から内容や口コミの評判などを参考にして自分で選びましょう。
また、電子書籍であれば安く購入でき、冒頭部分も試し読みすることもできます。
ちなみに電子書籍でも、マーカー・メモ・しおりなどを付けることは可能。
使いこなすと紙の本以上に便利な教材になりますよ。
ここでは敢えておすすめの本は紹介していません。
というのも、声優関連の本は定期的に販売されていますし、僕が声優を行っていた頃とは時代が違うから。
僕が使っていた教材は今はもう販売していませんし、販売していたとしても新しい方が情報も新鮮ですから。
内容を吟味し、試し読みなどしながら自分で決めるのです!
教材選びから声優を目指すための練習は始まっています。
ボイスレコーダーは必須アイテム
練習するときは必ずボイスレコーダーに録音しながら行いましょう。
練習の質を上げる最も効果的な方法です。
というのも、自分で聞く自分の声と、周りに聞こえる自分の声は全く違うから。
そして、大事なのは周りに聞こえる自分の声です。
これを効率良く修正していくために大事なのがボイスレコーダーです。
なので、練習する時は常に録音するクセをつけてください。
ちなみに自分で聞く声と録音する声が違って聞える理由は、自分で聞く場合は頭蓋骨を伝導して聞いているから(骨導音)
周りに聞こえる声は、とうぜん頭蓋骨を伝導せずに直接耳に届くため、自分で聞いている声とは違ったものになります(録音した声はこっち)
人によってはこの差が非常に激しい。
なので、自分で聞いている分には聞き取りやすい声でも、周りにはそうでもなかったりする場合もあります。
ちなみに僕は完全にこのタイプで、かなりこの作業には苦労しました。
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