30代以降はずっとフリーランスで働いているタクです。
今回は働き方に関するお話し。
組織の時代だった過去
ちょっと前までは会社という組織で働くのが当たり前だった。
個人の力より組織への対応力が重視される時代でした。
実力があっても使いにくい人は会社では出世できないなど。
逆に実力はそこそこでも組織になじむ人は出世する。
分かりやすい例では、イエスマンやゴマをする人が出世し、実力があっても上司に嫌われたら出世しない。
ドラマみたいな話ですが、実際にこういった会社も普通にあります。
集団で働く会社の中では個の力より組織で仕事をする力が求められていたのです。
が、そんな時代もそろそろ終わろうとしています。
個の力に変わるこれから
不況による非正規社員の増加。
さらに少子高齢化による人手不足。
そして、AI(人工知能)やロボットの登場により、これからの時代は働き方が大きく変わってきます。
ハッキリ言って、今までのような会社組織は維持できなくなります。
お金がない会社に正社員を多く雇う体力はない。
さらに、非正規社員よりコストが安いAIやロボットが登場するわけですから。
それは利用できる業界は積極的に取り入れますって。
そして、そんなAIやロボットを管理したり、それらでは行えない仕事を人がやることになります。
それに伴い、会社も多くの人材を抱えるより、ビジネスの度にメンバーを集める形に変わっていくでしょうね(そっちの方が効率がいいので)
つまり、クラウドソーシングのような形が基本となり、フリーランスや会社員でも在宅勤務の人が増えていく。
それに伴い、これからの時代は会社という組織に所属せず、個人の力で働く時代に変わるわけです。
収入が伸びる人・減る人
収入が伸びる人はこういった時代の変化についていける人。
つまり、個人の力がある人ですね。
会社に所属せず、ビジネスの度に新しいメンバーが結成される形で仕事が行われると、現場が変わる度にその環境に合わせる対応力と調整力が必要となります。
これが一つの会社に所属して働くのと大きな違い。
分かりやすく言うならどこの会社に転職しても自分の力を100%発揮する力ですね。
もちろん、これに加えて仕事スキルも必要。
自分の得意な分野ならどんな場所でも活躍できるのが個人の力というわけです。
逆に収入が減る人は今までと同じ会社員のような働き方をしようとする人。
この働きは非常に変化に弱い。
その組織でしか使えないスキルばかりを覚え、この会社に転職したら全然使いものにならなかった。
こんなのはよくある話。
これが一つの組織に長くいる怖さですね。
これに加え、大人数で一つのビジネスを行う大企業では一人でいろいろな仕事が行えないという弊害もあります。
よくスキルアップしたいならいろいろな仕事が経験できるベンチャーの方が良いという人がいるのはこのためですね。
これからの時代で収入を伸ばしていきたいのなら頭を切り替える必要があります。
変化を受け入れられない人が淘汰される。
これはいつの時代も同じです。
ではでは、また。