日本でも海外並に安く電子書籍が買えるといいなと思うタクです。
今回はそんな日本はなぜ紙の本を守るのかに関するお話し。

日本の電子書籍はアメリカなどと比べると高い

アメリカでは紙の本の定価の半額ほどで電子書籍が買えます。

紙の原料費・本の製造費・運搬費・書店への営業広告費などを削れるため、普通はこれぐらい安くなるのが当たり前。

日本でもセールやクーポンで安くなることはありますが、定価は紙の本より数十円~数百円安い程度。

もちろん、アメリカの方もセールやクーポンはありますし、この差は非常に大きい。
では、なぜ日本の電子書籍は紙の本とほとんど価格は変わらないのか?

それは電子書籍の価格を下げ過ぎると紙の本が売れなくなる!と出版業界全体で守っているため。
これに紙の本がなくなると困る書籍取次(問屋)+書店+印刷業界も賛同。

その結果、今の価格帯になっているわけです。

出版業界の中でも特に漫画がひどい

出版業界の中でも特に電子書籍に対する扱いが悪いのがマンガとライトノベル。
この辺は価格を見れば一目瞭然ですね。

ビジネス書や小説は紙の本より100円~500円程度の値引きがされているのに、漫画とライトノベルは数十円どまり。
ジャンプやマガジンなどの雑誌は紙と電子書籍がまったく同じ価格ですし。

特に週刊少年マガジンなんて、人気作品である『はじめの一歩』が収録されていないのに同じ価格。
さらに、上のような特別な袋とじを紙の本だけ収録(電子書籍はなし+でも価格は同じ)

なめてんのか!と

中身が違うなら、せめて電子書籍を安くせんかい。

また、Amazonで始まった読み放題サービス『Kindle Unlimited』にも、大手漫画出版社のマンガは全く入ってませんからね。
一体、どこまで守るんだと。

大手漫画出版社がどうして特に守るのか?

出版社全体が自分たちを守るために紙の本を守っている。
では、その中でもどうしてもマンガ業界がこれほど強気とも取れる強硬姿勢なのか?

それは日本で売れている本の8割は漫画とライトノベルだから。
圧倒的強者なので、無理なことをしても大丈夫と思っているのでしょう。

また、それだけ圧倒的な持っている既得権益も大きい。
だからこそ、大きな既得権益を守るため、他以上に電子書籍に厳しいのでしょう。

電子書籍ユーザーが離れないように最低限ケアしつつ、紙の本より売れないようにするために。
紙より電子書籍がメインとなると出版社の人員整理が行われます(今ほど人が必要ないので)

一番売れている集英社(ジャンプ)・講談社(マガジン)・小学館(サンデー)であれば、その削られる人員も多いでしょうね。
さらに、電子書籍がメインとなると出版社を通さずに作品を出す漫画家も出てくる(すでに登場しています)

これがある限り、日本の出版社の紙の本を守る姿勢は変わらないでしょうね。
変わるときは電子書籍が完全にメインになったときです。

ではではまた。