福岡市にある博多座で人生初の歌舞伎体験をしてきたタクです。
今回はその感想をまとめたお話し。

市川海老蔵さん主演の歌舞伎『石川五右衛門』を観た

行ってきました歌舞伎へ!
38歳にして人生初体験です。
初の歌舞伎ということで、テンション上がっております(笑)

博多座です。

会場は博多座ですね。
福岡県出身、福岡市にもトータルで2年以上住んでいるというのに、実は博多座に来たのは人生初です。

さすが1年365日中、ほぼ300日以上は家に居る引き籠りです(自画自賛)
東京にも15年ぐらい住んでいましたが、東京タワーとかの名所にはあまり行っていませんからね。

今回の観た演目は、市川海老蔵さん主演の『石川五右衛門』
歌舞伎を知らなくても市川海老蔵さんは有名ですし、石川五右衛門はルパン三世でしっかりとチェックしています(笑)

歌舞伎に馴染みがない分、こういった知っている部分が多ければ多いほど初心者でも入りやすいですね。

博多座の舞台です。

博多座の舞台はこんな感じ。
3階なので遠いのがネック。

とはいえ、3階のC席が5000円なのに対し、1回のA席は18000円とすこぶる高い。
ファンでもない初心者にいきなりこの料金は出せません。

で、人生初の歌舞伎『石川五右衛門』を観た感想は、色々な意味で衝撃的だった!

歌舞伎のこんなところが良かった

  • 思ったより全然堅苦しくなかった
  • 演技の迫力は思った以上
  • 独特の効果音や舞台転換も見応えアリ
  • 高嶋屋!成田屋!などの掛け声で盛り上げてくれる
  • コントのようなお笑いシーンがちょこちょこ入ってくる

実は僕、歌舞伎=堅苦しくて古臭いもの!といったイメージがあったのですよ(汗)
独特の演技や表情、見得(みえ)などの演技を止めたポーズなど。

そこに抵抗があったので今まで観てなかったのですが、思った以上に堅苦しさはなかった。
あの見得などの独特の演技もむしろ新鮮で良かったです!

また、演技だけでなく舞台演出や効果音は想像すらしていなかったレベルですね。
あんなにクルクルとダイナミックに舞台転換ができるものなのかと(しかも、クオリティも高い)

そして、太鼓・三味線・柝(読み方はき。幕開けや幕切れなどの時にするチョン・チョンチョンという音を出す)・ツケ(板に木を打ち付けて見得を切るときに盛り上げる音)などの効果がイイ!

あれは映画などと違った形で感情を盛り上げてくれます。
この独特の演技・音・舞台演出などが合わさり、クライマックスシーンなどはかなり熱くなれました!

あと、コントのようなお笑いシーンがちょこちょこ入ってくるのもいいですね。
特にお笑い好きな僕としては、こういったシーンを中心とした歌舞伎も観てみたいなと思いました。

他にも、最初は驚きましたが客席の後ろから聞こえてくる『高嶋屋!』『成田屋!』などの屋号を叫んで盛り上げる掛け声も一体感があって良かったなと。

今回は全て関係者が叫んでいたみたいですが、男性なら(女性はダメらしいです)ルールを守ればお客も言っていいみたいですね。
知っていれば、僕もガンガン叫んだのに・・・(悔)

最後に、市川海老蔵さんの声が響く響く。
特に高笑いはお腹にずしん!とくる迫力がありました。

こんな風にしてくれたらもっと良かった

  • チケットに初心者料金が欲しい
  • 写真OKなシーンも欲しい
  • 話が飛ぶときはナレーションなどを入れて欲しい
  • 初心者向けの解説をして欲しい
  • 休憩込みでも3時間公演は長いのでもっと短く
  • 座席のスペースをもう少し広くして欲しい(これは劇場の問題ですが)

こうして欲しい感想をまとめると、歌舞伎は初心者が観るのにはハードルが高い!
ここはやっぱり想像通りでしたね。

歌舞伎のチケットです。

まず、上でも触れたましたが、チケット料金が高いのですよね。
3階席でも5000円、1階なら18000円ですから。

同じ娯楽の映画なんかは2000円程度で見れますからね。
3階席でもその倍以上というのは、ファンじゃないとなかなか買えない。

また、歌舞伎のあの独特の顔の演技を楽しむにはやはり1階の近い席の方がいいのですよ。
新しいファン獲得のためにも、初心者は1階席を5000円で提供するなどして欲しいなと。

いやいや、生なんだから映画と一緒にしないで!というなら、せめて写真を撮らせて欲しいのですよね。

歌舞伎『石川五右衛門』のポスターです。

こんなにカメラに収めたくなるキャラクター揃いというのに撮影禁止なんて・・・。

いやいや、そこは音楽ライブとかと同じだって!と言われても、ライブはもっと客の演者の距離が近いですし(ステージに客が上がったり逆に歌手がダイブしたり)、アイドルなんかなら写真OKや握手をしているものもありますしね。

同じ生でもスポーツならチケット料金はもっと安いですし、写真撮影だったOKなものが多い。
歌舞伎の場合は芝居の邪魔になるというのなら、このシーンなら写真OKといった部分を作るなど。

ちょこちょこお笑いシーンがあったので、その一環としてそんなシーンがあってもいいと思うのですが。

あとは全体的に初心者に対する解説が少な過ぎると思いました。
『高嶋屋!』『成田屋!』の掛け声やなんの解説もなしにバンバンシーンが飛んでいったりするのは話しに付いていけない。

一応、そういった解説を同時解説イヤホンガイドでやってくれているみたいですが、その貸し出しがあったのも知りませんでしたし。
せめて、話が飛ぶときはナレーションがあってもいいと思うのですが。

ちなみに、これは博多座の問題ですが、僕の体には座席が狭すぎて長時間座っているのが辛い。
そして、『石川五右衛門』は2回の休憩込みですが3時間と長い長い。

もともと映画でも長いと感じる性格なので、ここは1時間ぐらいだといいのになと。

最終的には市川海老蔵さん主演『石川五右衛門』は良かった!

とまあ、上ではワーワー言うとりますが、最終的には観て良かったなと。
それほどにインパクトがありました。

やっぱり、いつもの日常にはない世界がそこには広がっているのですよね。

ではではまた。