紙よりエコだなと言い切るスヤマタクジです。
今回はそんな電子書籍が紙の本よりエコなお話し。

電子書籍が紙の本よりエコだと感じる部分

福岡県民のオキテの電子書籍版です。

電子書籍が登場したことにより、紙の本との比較がよくされるようになりました。

ちなみに僕は電子書籍派です。

電子書籍の方が紙の本よりも置き場所に困らない・安いといったメリットもありますが、一番の意義は紙の本よりも犠牲が少ないことだと思います。

簡単に言えば、エコというやつですね。
僕がそう思った理由について、一つ一つ解説していきます。

森林伐採が減る

紙の本で一番ネックになるのはこの森林伐採。
紙の原料が木(パルプ)である限り、紙の消費量が増えれば森林伐採も増えます

再生紙なども登場しましたが、あれはコストの問題で100%再生紙というわけではありませんからね。
また、そもそも再生紙を利用していない本も多いですから。

ちなみに木を切っても苗木を植えるので大丈夫と言う人もいますが、それは日本のルール。
当然ながら海外ではそういったルールはありません。

そして、日本で使用されるパルプの多くが海外輸入品ですから。
また、苗木を植えるから木を切ってもOKという考え方もどうかなと思います。

これを命に置き換えれば分かりやすいと思いますが、植物だって生きてますからね。
人間が生きるために他の生命が必要とはいえ、その量は減らした方が良いですから。

紙や本を作るエネルギーが減る

紙や本を作るにも莫大なエネルギーを消費します。
僕は印刷会社の工場でアルバイトをしたことがありますが、巨大な工場で大きな機械が何台もバンバン動いていましたから。

あれを動かす電気は相当なものでしょう。
そして、それが紙と本それぞれの工場を合わせて、他にもいくつもあるわけですから。

ちなみに、それなら電子書籍を読む端末を作るエネルギーだってかなり消費するだろう!といった意見もあると思います。
とはいえ、電子書籍を読む専用の端末もありますが、ほとんどの人がスマホかタブレットで読んでいます。

電子書籍を読まなくてもスマホやタブレットを持っている人は多いため、電子書籍に切り換えたところでここの生産量が上がるわけではありません。
電子書籍用にタブレットを買う人もいますが、それはむしろ少数派ですから。

もちろん、エコを考えるのならこういった家電品の消費も減らした方がいいですが、それは今回のテーマからは話しが逸れるため今回は省きます。

本を流通させるエネルギーが減る

紙の本は流通させるのにもエネルギーを消費します。
本を生産した後、全国の書店に運ばないといけませんからね。

どんなもので運ぶにしても、それぞれの燃料が必要となります。
電子書籍の場合、これらのエネルギーは完全に必要ありません。

本を販売するエネルギーが減る

紙の本を販売する店舗やスペースも電気などのエネルギーを消費します
本屋や古本屋などの。

紙の本は古本でリサイクルできるからいいと言う人もいますが、古本屋を維持するエネルギーも必要です。
電子書籍の場合、そもそも店舗を構える必要がないため、こういったエネルギー消費はありません。

もちろん、ネット上で電子書籍を販売するためのエネルギーは必要ですが、全国の本屋や古本屋の消費量が少ないのは明確です。
ちなみに、電子書籍の場合、読む端末を販売する店舗やスペースが必要といった意見もありますが、それは上で解説した通り。

電子書籍は多くの人がスマホやタブレットで読んでいますから。
電子書籍を読んでない今でもそういった売場はすでに存在するため、新たに増えるといったこともそう多くはありません。

大量生産・大量消費の輪から少し抜け出してみませんか?

本だけの話しではない。

以上のような理由から、僕は紙の本より電子書籍の方が犠牲が少なく、エコだと判断しました。

これは本に限ったことではありませんが、現在の世の中は必要以上に消費する傾向が強くなっています

資本主義の原理である大量生産・大量消費が日本にも蔓延しているからでしょうね。

大量生産・大量消費は地球環境や発展途上国の犠牲に成り立っています。
環境破壊は紙を大量に消費することによる森林伐採など。

また、大量生産のコスト削減のため、発展途上国では生活できるギリギリの賃金で働いている人も多くいます。
そして、人口が爆発的に増え続けているため、資源不足に陥るというリスクも抱えています。

こんなことを続けていれば、いずれ資本主義だけでなく、そういった国そのものが崩壊するのは自明の理。
そこまでして大量生産・大量消費は続けたいものでしょうか?

そういった世の中を変えるには、僕を含め、一人一人がまず変わる必要があります。
もちろん、だからといって一切何も買うなと言っているわけではありません。

必要なものを必要最低限だけ買い、それを大切に使い続ける。
そして、消費が減らせるものはなるべく減らす。

その一つが紙の消費量を減らす電子書籍というわけです。
電子書籍を否定する意見で多いのは、手元にないと不安・ネットは信用できない・コレクションしたい・今までの習慣を変えるのは面倒といったもの。

こういったどうでもいい否定意見なら是非とも一度電子書籍を試して欲しい
現在の紙の本と電子書籍の利用比率が逆転すれば、紙や木の消費量は激減します。

大袈裟に言うのなら、紙の本から電子書籍すれば地球の犠牲を減らし、それは将来的には人間の犠牲も減らすのです。
これに比べたら、電子書籍否定派の意見はどうでもいいものばかりと思いませんか?