小説も好きだけど、ライトノベルはもっと好きなタクです。
今回はそんな小説ファンもうならせるラノベのお話し。

小説ファンもうならせるおすすめラノベ5作品の選考基準

ライトと思って甘くみたら痛い目に遭う!
そんな小説にも負けない完成度・テーマ・設定・世界観など、それぞれの強みを持ったおすすめライトノベルを5つ選びました。

狼と香辛料

狼と香辛料です。

狼と香辛料は、電撃文庫から刊行されている経済ファンタジーをテーマとしたライトノベル。

作者:支倉凍砂さん、イラスト:文倉十さん、全18巻で一旦完結しましたが、2016年からその続編となるシリーズが始まりました。

また、2008年と2009年にそれぞれアニメ化もされています。

中世ヨーロッパを舞台とした世界観。
主人公は行商人、ヒロインは見た目は少女、でも実は齢百年以上生きる狼の化身。

その主人公とヒロインが繰り広げる冒険やファンタジー、会話のノリも魅力ですが、この作品の一番の魅力はやはり商売(ビジネス)の部分。

主人公が商人ということもあり、その話でも必ず商売とお金が絡んできます。
しかも、その内容が駆け引き・騙し合い・ビジネスを成立させるための戦略など濃い!

その辺の小説よりも緻密で、ヘタなビジネス書を読むよりタメになる内容となっています。
小説で言うのなら『半沢直樹』シリーズなどが有名な池井戸潤 作品でしょうか。

フルメタル・パニック!

フルメタル・パニック!です。

フルメタル・パニック!(フルメタ)は、富士見ファンタジア文庫から刊行されているSFミリタリーとロボットをテーマとしたライトノベル。

作者:賀東招二さん、イラスト:四季童子さん、長編全12巻・短編9巻・外伝2巻が出ています。

また、2002年・2003年・2005年・2017年にそれぞれアニメ化もされています。

主人公は対テロ軍事武装組織に所属する兵士。
近代兵器+ガンダムのようなロボット(アーム・スレイブ)も登場するのがフルメタル・パニック!の大きな特徴です。

そして、このアーム・スレイブを中心としたミリタリー設定がもの凄く緻密!
本の1冊1冊にアーム・スレイブなどの設定が詳しく書かれていて、これを全て合わせれば本が数冊できるレベルですね。

また、ロボットアニメのようにロボット=最強の兵器というわけではなく、空中戦では戦闘機に、平地での地上戦でも戦車より弱いといったリアル感を出している点も面白い。小説で言うのなら『亡国のイージス』などが有名な福井晴敏 作品でしょうか。

灼眼のシャナ

灼眼のシャナです。

灼眼のシャナは、電撃文庫から刊行されている異能アクションをテーマとしたライトノベル。

作者:高橋弥七郎さん、イラスト:いとうのいぢさん、全26巻が出ています。

また、2005年・2007年・2011年にそれぞれアニメ化もされています。

灼眼のシャナは、異世界の住人『紅世の徒(ぐぜのともがら)』と異能力者『フレイムヘイズ(元々は普通の人間)』の戦いを描いた作品。

やや難解な世界観と解説ですが、それが独特の良さも出している。
不老(不死ではない)のフレイムヘイズは、時代も人種も多種多様。

最初は日本を舞台としつつ、最終的には全世界が舞台となる壮大なストーリーとなっています。
特に魅力なのはバトルシーン。

正直、文字だけのライトノベルでは全体的にバトルはイマイチな印象がありますが、灼眼のシャナではそういった弱点を十分にカバーする迫力・スピード感・爽快感があります。

小説で言うのなら『野獣死すべし』などが有名な大藪春彦 作品でしょうか。

境界線上のホライゾン

境界線上のホライゾンです。

境界線上のホライゾンは、電撃文庫から刊行されている歴史SFファンタジーをテーマとしたライトノベル。

作者:川上稔さん、イラスト:さとやすさん。

また、2011年・2012年にそれぞれアニメ化もされています。

境界線上のホライゾンは遠い未来の地球のような世界観。
もの凄く科学が発展し、空飛ぶ戦艦などがあるのに、なぜか日本は戦国時代、世界は中世ヨーロッパのようになっている変な世界。

そこでの戦いを描ているのですが、その戦い方も変なのですよ。
なぜか、三方ヶ原の戦い・長篠の戦い・アルマダの海戦・三十年戦争など、過去の歴史を再現する形となっています。

そして、登場人物も歴史上の人物の名前を受け継いだ?キャラクターがどんどん出てくる。
でも、それ以外のオリジナルもたくさん、さらには歴史上では男性なのにこっちでは女性と性別が違ったり。

とはいえ、ハチャメチャというわけでなく、人物や歴史を再現する設定は非常に緻密。
設定の凝り具合(設定資料だけで800ページ近く)と1冊のページ数(1000ページ以上)はライトノベル界でもNo.1

というか、小説でもここまで凝っている作品はなかなかにないでしょう。
小説でいうのなら『すべてがFになる』などが有名な森博嗣 作品でしょうか。

〈物語〉シリーズ

〈物語〉シリーズです。

〈物語〉シリーズは、講談社BOXより刊行されている青春怪異をテーマとした小説シリーズ。

作者:西尾維新さん、イラスト:VOFANさん。

また、2009年からほぼ全てのシリーズがテレビ・OVA・劇場版などでアニメ化されています。

一応、小説シリーズとなっていますが、内容的にはライトノベルの方が近いですね。
それと、他の作品と違って、1作目『化物語』2作目『傷物語』3作目『偽物語』と、物語残しでタイトルが毎回変わるのでちょっとややこしいのも特徴です。

魅力的なキャラクターと言葉遊びや毒を交えての会話のキャッチボールがおもしろい作品。
特に女性キャラクターには強いこだわりを感じるほど。

出てくるキャラクターの大半は女性でありながら、そのどれも個性発揮しまくりですから。
とはいえ、〈物語〉シリーズの一番の魅力はその独特の世界観。

ここにハマるかどうかで評価が大きく分かれる作品でもあります。
小説で言うのなら『ノルウェイの森』などが有名な村上春樹 作品でしょうか。

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完成度・テーマの深さ・設定・世界観などを考えると、もはやライトノベルというのもどうかなと感じますね。
すでに小説以上に売れている作品も多数登場していますし。

小説とライトノベルの境目はなくなっているのかもしれません。
ただ、ラノベ好きは小説も読む人が多いですが、小説好きでライトノベルを読む人はまだまだ少ないですよね。

ではではまた。